事実婚カップルにとってペアローンは特に難題でした。

ペアローンとは（法律上の）夫婦の所得を合算して借入可能額を査定するものです。
事実婚の場合、法律上の夫婦でないことから、どちらか一方の所得のみで
借入可能額を査定することが大多数でした。
つまり、事実婚のカップルは法律婚のカップルと比較して、借入額の上限が
少なくなってしまう傾向にあったのです。

と・こ・ろ・が

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住宅ローンにおける事実婚の方々への取り組みについて

横浜銀行では、ペアローン（※1）や収入合算（※2）における配偶者の定義に事実婚のパートナーを
含める対応を開始しましたのでお知らせします。
一定の事項が明記された合意契約に係る公正証書（※3）、任意後見契約に係る公正証書、
任意後見契約に係る登記事項証明書、戸籍謄本の4点をご提出いただいた場合、
事実婚のパートナーを配偶者と同様にお取り扱いします。

横浜銀行では、多様な価値観を受け入れることのできる地域社会づくりに貢献していきます。

（※1） お二人が同居し、持分を共有する住宅について、お二人それぞれでローンを組むお借り入れ形態です。
ご利用にあたっては、当行所定の審査があります。
（※2） ご本人の収入に、ご家族の収入を合算してお借り入れすることです。ご利用にあたっては、
当行所定の審査があります。
（※3） 合意契約に係る公正証書には以下の①②のいずれの事項も明記されていることを確認します。
①二人が愛情と信頼に基づく真摯な関係であること。
②二人が同居し、共同生活において互いに責任を持って協力し、
その共同生活に必要な費用を分担する義務を負うこと。

（横浜銀行ＷＥＢサイトより）
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すごい進歩です！
もちろん審査はあるでしょうし、多少は色眼鏡で見られることはあるかもしれませんが、
少なくともペアローンで門前払いされることは無くなりました。

横浜銀行さん以外にも、各銀行で同様の記載が見られ、
聞いたところによると全国銀行協会が働きかけたそうです。

 

実際にローンを組めた　なんて報告が多くなると良いですね。

（水口）