NEWS:最高裁判決
既に報道の通り、
「婚姻の際、夫婦がどちらかの氏を選択しなくてはならない」旨の
民法の規定について、
12月16日、最高裁は合憲との憲法判断を示しました。
最高裁は判決理由の中で「国会で議論を」としています。
平成8年に法制審議会が民法改正を答申してから、
国会は20年近くこの問題の議論を進めてきませんでした。
長期にわたり国に放置され、
司法に救済を求めた原告に対して、
真摯に向き合おうとした判決とは思えません。
他方で今の与党では法改正は望めないでしょう。
この判決によって
おそらく最低10年は
現状で足踏みすることになってしまいそうです。
非常に残念です。
(水口)